早朝から救急搬送
先日、父と散歩に出かけました。
この時間は、お金では買えないかけがえのない大切な時間だと実感したばかりです。
そしてなんとその3日後の今朝、本当に、本当に急な出来事で驚いたのですが、父が救急搬送されたのです。
父と同居している姉から連絡があり、いつも早起きしている父が、今朝は起き上がることもできない状態だったので、すぐに救急車を呼んで今病院に向かっている、と。
あまりに急で頭が真っ白になりました。
家族が救急車で運ばれるような体験を一度もしたことがなかったので、こんなにも冷静でいられないものなのだ、とにかく助かってほしい、と慌てふためき、すぐに支度して父が運ばれた病院に向かいました。
幸い意識があり、運ばれてすぐにCT、心電図の検査をし、出た診断が
「良性発作性頭位めまい症」
この病気で救急搬送されることはあまりないそうですが、父は今まで病気らしい病気をしたことがなかったので、めまいによる吐き気や恐怖感で起き上がれなくなったようです。
かなり辛かったのでしょう。
会った時に顔が真っ青でした。
「良性発作性頭位めまい症」は三半規管の根元にある耳石が何らかの原因によって剥がれて、それが三半規管に入り込んでしまったことで、めまいが起こる病気です。
生活習慣による原因はなく、誰にでも起こりうる可能性があると先生はおっしゃっていました。やっかいな病気ですが、気持ち悪くならない程度にできるだけ頭を動かして、石を動かし細かく砕いていくことで次第に良くなっていくそうです。
足元がフラフラしている父の両脇を姉と一緒に抱えながら、タクシーに乗り、なんとか無事に帰宅することができました。
朝5時半過ぎの出来事だったので、今日1日がなんだかとても長く感じました…。
1型糖尿病の知り合いの方が、海外旅行に出かけた際に低血糖になって倒れてしまい、救急車を呼んで病院に運ばれた後、救急車代に高額の請求がきて驚いたと言っていました。
日本では救急車は無料で利用できます。
でも、少しくらいは料金に上乗せされるものなのかな?とヒヤヒヤ心配しながら会計を待っていたら、お支払いの合計金額は7,523円。
CT、心電図、診察、聴力検査、お薬代と、早朝だったので時間外の加算がありましたが、思っていたよりも安く済んでホッとしました。
父は昨日までボウリングを楽しんでいたのです。急なことでしばらくは残念ですが、安静にしてゆっくり治してほしいです。
救急車に乗った時に意識があったようで、帰宅後に「初めての救急車はどうだった?」と聞いてみたところ「救急車はもっと乗り心地の良いものだと思っていたら硬くて痛かった」と言っていました。
救急車の中はフワフワの絨毯で敷きつめられているとでも思っていたのでしょうか💦
とにかく大事に至らず本当に良かったです。
朝晩の寒暖差があり、自律神経が乱れやすく、何らかの不調が出やすい時期です。
皆さまもどうかお気をつけください。
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